スポーツスター復活!
長らく更新をサボってましたorz。久々の更新です。
XL1000スポーツスターが遂に復活しました。いろいろとダメな部分が多かったので、
直すのに結構な手間と費用が掛かりましたが、ようやく走行できるレベルに仕上がりました。
BEFORE
アクセルワイヤーの被覆に割れが発生。交換です。
タイヤはひび割れだらけです。フロント/リアともに要交換。
イグニッションコイルにひび割れ。スプロケットもトンガリヘッドになっています。
全て交換するのがベストなのですが、費用の問題で致命的な可能な範囲で修理する事に。
ちなみにフロントブレーキのマスターシリンダーは空っぽになってました(汗)。
そして修理は始まった!
フロント/リアタイヤを外した後の画像です。ハーレーはセンタースタンドが存在しないので、
タイヤ交換する場合はクレーン、もしくはジャッキで車体を持ち上げる必要があります。
画像ではフロントをクレーンで吊り上げ、車体中央をジャッキで持ち上げる事により車体を
安定させています。
ジャッキは北川商会のハーレー用ジャッキスタンドを使用しています。
高価ではありますが、頑丈で色々なバイクに使用できそうな感じなので、購入しても絶対に
損はしないと思います。あまりバイクを弄らないなら別かもしれないですが・・・^^;
リムがサビサビに・・・
見事にリムが錆びてます。5-56と真鍮ブラシで磨きましたが、余り綺麗になりませんでした。
ハーレーのホイールは鉄で作られているようで非常に重たいです。タイヤも非常に太く、
年数経過により硬化していた為、外すのに非常に時間が掛かりました。ハーレーのタイヤを
交換する際は必ずリムプロテクターと長めのタイヤレバーを4つは用意したほうが良いかと。
悪戦苦闘して何とかタイヤの交換に成功しましたが、笑撃のラストが待ち構えていました。
ん?
タイヤはSHINKO製のホワイトリボンです。ジャッキを外して車体を押したところ、
フロントタイヤがビクとも動きません。見てのとおり、フロントタイヤとフェンダーが接触してます。
おまけに何故かフロントタイヤを揺らすとガタガタしてるしwww。作業前はこんな症状は
見られなかったんですがwww、本当にありがとうござ(ry
当然、放置するわけにもいかず、やっさんこと永野モーターサイクルさんに修理を依頼する事に
なってしまいました。毎度毎度、申し訳ないです。
スポーツスターのシートが気に入った看板猫のスズ氏
長野モーターサイクルさんの看板猫スズ氏です。どうやらスポーツスターのシートが気に入った
みたいで伺うと大抵スポーツスターの上にいました。車も好きなようでスキあらば、止まっている
車の上で昼寝をしようとしています(笑)。お客さんのシートを傷つけてはいない事を理解している
ようで、爪とぎはやっさん所有のスズキGS1000のシートでしかやらないみたいです。
まさにまさにバイク屋さんの看板猫の鏡です。他に看板犬のジャック氏がいますが、ジャック氏
については別の記事で記載しようと思います。
で肝心のスポーツスターに関してですが、どうもハーレーのホイールのベアリングは特殊な
物(テーパータイプのベアリング)を使用しており、打ち込み強さの加減によりガタツキが出て
しまうみたいです。ベアリングの痛みは見られなかったそうで打ち込み具合を調整して頂き、
ガタツキが改善されました。
AFTER
作業完了後の画像です。フロントフェンダーは手に負えなかった為、フェンダーレスにして
対応しました。エンジンの調子は良く、テスト走行でも力強い加速感を感じました。
排気音もなかなか迫力があるので、後日にエンジンスタートと走行動画をうpしようと思います。
お楽しみに!